私とその周りの近況。
ここ最近は展示販売会の予定もないので、全く仕事に関係のないことを書きます。
あ、制作は間違いなくやっておりますので、ご心配なく…。
私の仕事場の車庫には、毎年この時期にツバメが巣を作ります。
正確には ”巣に戻ってくる” のですが、毎年決まって四羽雛を孵らせます。
昨年は、私が不覚にも(?)車庫に車を停めていたせいで、一羽をカラスにヤられました。
今年はそういったことがないよう 私も気を引き締め、結果四羽が無事に飛び立つことができました。
「豊作」です。
しかし、ツバメの世界にも”ゆとり” の波がやってきたのか、飛び立ったはずの若鳥達が夕方になると巣戻りします。今までは、一度巣立つと夕方くらいに近辺を飛び回ることはあっても巣に戻ることはありませんでした。
また、親も親で自分と変わらぬ大きさの若鳥達にせっせと餌を運んできます。
「いや、甘やかしたらダメやろ!」 …とつい口をついて出ます。
親鳥は巣の近くにカラスや野良猫がいると警報音のような鳴き声で危険を仲間に知らせます。
そうすると私も仕事などやっていられません、すぐさま筆を置いて馳せ参じます。
親達は私が出てくるのを知っているのか、すぐさま 「あいつらココにいるのよ!」 と言わんばかりに敵の居所辺りを二回ほど旋回します。
そうなると私はシャーっとか言いながら敵がいなくなるまで威嚇します。
敵も生命があるのだから、こればかりは…とも思うのですが、あのツバメの愛くるしさには私もかなわんのです。 …カラス、ごめん。
他にも我が仕事場にはメダカが7匹います。
これもまた可愛い。
水鉢の水を換えた後なんかは、体中に気泡をまといキラキラと輝きながら泳ぎます。
その中で楊貴妃というメダカは一昨年うちに来て数回産卵し身体も水鉢一デカい最年長です。
彼女が産んだ たくさんの卵のうち数匹を孵すことができましたが、管理が難しく今では彼女の子供は一匹となりました。
先日彼らに餌を与えていると、彼女が我が子を威嚇して餌を食べさせないようにしていました。我が子といえども生き残りがかかっているのです、こちらはツバメと違って緊張した水中がうかがえます。
しかしながら私は、自分が孵化に携わったこともあり、なんとか餌をこのチビにも食べさせたい!と試みますが、そのようなことはこの水中では通用しません。
よその子育てには口出しは禁物です。
私の周りの言葉を持たない生き物たちは、いつも私を笑わせ、諭し癒してくれます。
時々は私を敵だと思い威嚇したりもしますが…、私を責めたり否定することもありません。
自然って優しいなあ~…とかなんとか思いながら、ここ最近はのんびりやって生きてます。
私のどうでもいいような作文に、最後までお付き合い下さりましてありがとうございます!
ではまた。
通称:しめじ軍団。 一羽不在ですが、4羽並んだ姿はまるで ”しめじ”
金魚みたいに鮮やかな色合いですが、攻撃力と食欲はサメ並み。